はり太郎ブログ Haritaro’s Blog

鍼灸と怪我の後遺症

2024.02.14

先日、階段で転倒され頭を縫うほどの怪我をされ、後日抜糸後に鍼灸を受診してくださった患者さんがいました。

 

鍼灸でそんな症状も効果があるの?と思われるかもしれませんが、怪我の予後に非常に有効ですのでご紹介させてください。

階段転倒の際、首を打ち付けられむち打ちのような症状と、頭の傷の後遺症としてめまいやふらつきを訴えられていました。

脳神経・血管系に問題がないことが前提ではありますが、病院では器質的異常がない(CTに異常なし)となると、別の科の受診を勧められるか経過観察となることが多いですよね。

 

ただし、痺れなどが出てしまったり、なんとなく倦怠感やふらつきなどが出てしまうと日常生活に不安を覚えることもあるかもしれません。

そんな時に、鍼灸という選択肢もあることを知っていただけたらなと思います。

 

怪我による突発的な症状にも鍼は効果的です。

また、打撲などのうっ血、古傷による可動域制限、手術後の傷など、中長期的に怪我によって滞っている血流を促すことで患部の再生を後押しすることもできます。

 

なにかお困りなことがありましたら、鍼灸も選択肢に入れてほしいなと思います。

 

前の記事 次の記事
記事一覧を見る