はり太郎ブログ Haritaro’s Blog
会陰裂傷と漢方蒸し
2024.09.029月に入りましたね。
台風の影響もあるかもしれませんが、夏の疲れが出る頃合いかもしれません。
なんとなく調子が悪いといったお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
さて、今回は「会陰裂傷」と「漢方蒸し」についてです。
会陰とは、聞きなじみがあまりないかもしれませんが、生殖器と肛門の間の部位を指します。
出産を経験した方だと、赤ちゃんを産むときに会陰切開といって、そのあたりを切られた経験があるかもしれません。
会陰辺りは、出産に伴い切開したり、破れたり、切れたりする場合があります。
この傷口が、産後のお母さんの身体の回復に大きく影響しているように感じます。大きく会陰周りの組織が傷つくと、骨盤底筋の回復に大きくかかわる為、尿漏れや臓器脱(子宮脱、膣脱、痔など)などを引き起こす原因にもなります。
傷の回復には鍼灸も大いに活躍してくれるのですが、会陰に関してはやり難い場所ですので、「漢方蒸し」おすすめです!
会陰や肛門の粘膜に直接薬草スチームを当てることにより、血行の改善が見込めるばかりか、蓬の収斂作用(引き締める作用)で産後の骨盤や骨盤内臓器もしっかりケアしてくれます。
昔の古傷にも有効なので、出産辺りから調子が悪いといった下半身のお悩みにも、お役に立てるかと思います。
中々人に言いにくいお悩みかと思いますが、女性にとってとても大事なケアですので、是非一度お試しください!