はり太郎ブログ Haritaro’s Blog

クーラーによる不調と漢方蒸し

2024.06.27

いよいよ7月に入ると、夏本番!という気が致しますね。

今年は例年よりも梅雨入りが遅いそうですが、迫りくる猛暑(気象庁の予想)に身体がついていけるか構えてしまいます。

 

さて、夏の漢方蒸しについてです。

暑くなってくるとよもぎ蒸しもどうかな~?と考えていたのですが、何という事はありません。

冷房の風で体調を崩された方々から、続々とSOSが届いております。

感触としては、冬よりもよもぎ蒸し需要が増えているような気さえしますね。

 

じめじめと暑い季節は、体温を逃がすために身体を緩めます。

その緩んだ身体に冷気が侵入するのですから、芯から冷えてしまい、本来は温かさを保ってほしい内臓まで傷めてしまうのでしょうね。その上、身体の中の余分な水分を出す機会もなく、冷たい飲み物を飲むのですから、身体は疲労が溜まるばかりです。

本来は、火照った身体には、熱を取ってくれる季節の野菜などで調整するのが望ましいでしょう。

梅干しなどで、失ったミネラルを補充し、湿度と熱気で疲れた胃腸を元気づけてあげるような工夫も良いと思います。

 

また、冷えで調子を崩してしまったのであれば、一度しっかり温まるのが良いでしょう。

内臓を温めてあげたいのであれば、漢方蒸しはまさにうってつけです。

 

京都のように、夏が厳しい環境では、元気に乗り切るための工夫が必要だと思います。

思っている以上に、夏の漢方蒸しは気持ちよくおすすめですよ!

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